リハビリテーション医療は、機能障害がある、または手術後など機能障害が予想される場合に、各診療科より依頼を受けて開始されます。リハビリテーション専任医師が診察しリハビリテーション実施計画書を作成し、療法士が機能訓練を行います。リハビリテーション部には理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3部門があり、それぞれ専門の療法士が訓練を行います。リハビリテーション治療の内容、回数、継続期間は病名や傷病の程度によって異なります。リハビリテーション治療の開始時に実施計画書にて説明し、同意をいただいた上で治療を開始します。
当科では以下のような専門外来を行っています。診察を希望される場合は、かかりつけの病院・診療所からの紹介状(診療情報提供書)を持参して受診してください。
脳卒中や脊髄損傷後の痙縮(手足が固く突っ張ってしまう症状)に対してボツリヌス療法を行っています。
脳卒中や神経筋疾患の装具の相談を行っています。
脳卒中や頭部外傷後の高次脳機能障害の検査を行っています。自動車の運転の評価も行っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 8:30~12:00 |
一般外来 (和田 直樹) 装具外来 心臓リハ |
専門外来 | 一般外来 (田澤 昌之) 心臓リハ |
一般外来 (和田 直樹) 心臓リハ |
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午後 2:00~4:30 |
専門外来 | 専門外来 | 専門外来 | 一般外来 | 専門外来 |
各診療科に入院中の疾患の急性期のリハビリテーション(脳血管、運動器、呼吸器、心大血管、がんの各疾患別リハビリテーション、摂食機能療法)を行っています。リハビリテーション科の病床はないため、リハビリテーション目的の入院には対応できません。
リハビリテーション全般(原則、当院退院後の継続治療)の一般外来と、専門外来(痙縮外来、装具外来、高次脳機能障害外来)を行っています。