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教室紹介

教授挨拶

群馬大学医学部リハビリテーション科のサイトにアクセスしていただきありがとうございます。リハビリテーション部門は2002年に発足した院内では比較的歴史の浅い部署ですが、現在は病院の中で無くてはならない存在となっています。当部は大学病院のリハビリテーション部門として、患者さんの治療はもちろんのこと、研究、教育にも力を入れております。
臨床面では特に急性期のリハビリテーション治療を重視し、ICU(集中治療室)やSCU(脳卒中ケアユニット)に専任の療法士を配置し、手術の前や病気の発症直後からリハビリテーションを始めて合併症や後遺症をできる限り防ぐという積極的な介入を行っています。外来では神経難病や小児疾患のリハビリテーション診療も痙縮治療などを組合わせながら専門的な治療を行っている他、心臓リハビリテーションも積極的に行っています。
研究面では最新の評価機器を用いて治療の効果を客観的に評価し、効果的なリハビリテーション治療に役立てています。嚥下障害に対する治療機器の開発も行っています。
教育面では群馬大学のみならず、学外の医師・療法士・学生の研修・実習を受け入れている他、定期的に研修会を開催し、次世代を担うリハビリテーション科専門医、療法士を育成することで地域医療に貢献しています。
これからも様々な障害を持つ患者さんの機能回復、活動と参加を促進し、生きがいのある生活が送れるようにお手伝いをしていきたいと考えております。

教授
和田 直樹

理念と基本方針

理念

心身に障害をもつ患者様が身体的・精神的に生きがいのある社会生活を送れるように援助する。

基本方針

  1. 急性期から評価・訓練を実施し、早期の社会復帰をめざす。
  2. エビデンスに基づいた高度な医療を提供する。
  3. 地域社会と密接に連携し地域社会に貢献する。
  4. 積極的に学会・研究会活動に参加し、研鑽を積み知識を高め、診療に活かす。
  5. 説明と同意に基づく安心・安全な医療を提供する。

沿革

2002年 4月 本院リハビリテーション部創立
2002年 8月 初代教授(白倉賢二)就任
2008年 4月 大学院医学系研究科改組
社会環境医療学講座リハビリテーション医学分野(協力講座)設置
2012年10月 リハビリテーション科院内標榜
2013年 4月 大学院医学系研究科改組
社会環境医療学講座リハビリテーション医学分野設置
2015年 7月 第二代 教授(和田直樹)就任