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理事長ごあいさつWelcom Note

ご挨拶

 科学技術の発展とともに現代医学の診断および治療技術の発展には目覚ましいものがあります。それとともに医療の原点であるリハビリテーション医療の必要性が再認識されるようになり,大学病院から診療所に至るまで全ての急性期医療機関に対して,十分かつ早期リハビリテーション医療の供給が求められるようになりました。さらに回復期や維持期の医療施設におけるリハビリテーション医療活動,あるいは職場,家庭における予防医学が健康的な社会生活のために重要であることも広く認識されるに至っております。
 そのような社会情勢の中で,健康保険の問題やリハビリテーション医療資源不足の問題,医療機関の対応の遅れ等の問題が生じております。またリハビリテーション医療の充実には,リハビリテーション医学の発展が不可欠であり,その根底にある医学部学生教育,その他の保健学領域,医療職専門学校における学生教育,卒後教育,卒後研修,さらにはリハビリテーション医療機関,職域間の連携の重要性が高まっております。
 群馬大学医学部附属病院では2002年にリハビリテーション部が創設され,国立大学では5番目に専任教授がみとめられて以来12年目を迎え,その間,群馬大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学分野の設立,リハビリテーション医療職に対する講演会,教育研修会,市県民に対する公開講座,学会活動,国際国内学会活動支援,外国人交流医師招聘活動等の啓蒙活動を行い,群馬県におけるリハビリテーション医療の発展と医療職間の交流を深める活動を行ってまいりました。
 このたび,NPO法人「群馬リハビリテーション医学研究会」を設立し,これらの活動をさらに充実させ拡大して行くことになりました。関係の皆様におかれましては会の趣旨にご賛同いただき、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成25年4月1日

NPO
群馬リハビリテーション
医学研究会事務局

〒371-8511
群馬県前橋市昭和町3-39-15

TEL 027-220-8655